スタジオ 梶大吉

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褒められる

健康診断にいった。

この一年間週4〜5回ペースでスポーツクラブに通い、その成果がどうでるか、今年は結構気合が入っている。最初の検査が血圧測定。問診カードを差し出し席に座ると、スタッフの女性がまじまじと見つめて私だけに聞こえる小声で「若ぁい」と言ってくれた。カード記載の63歳の年齢と容姿を比較して思わず出た言葉のようだ。

 

63年間の人生で褒められたことは稀、小学生のころ多少弁が立ったが通知簿には「理屈っぽい」と書かれた。以降、成績も中位だったので目立つ場も無かった。

 

中学生で音楽の授業で課題曲を歌った時、音楽担任から絶賛された。絶賛という表現を使う理由は、別のクラスの授業で私のことを改めて褒めていたと聞くいたから。緊張のため震えた声が、ビブラートになってしまった。

 

高校時代にも一回だけ褒められた。美術の夏休みの宿題が木彫りで、テーマは「手」だった。多くの人が片手なのに、私は合掌した両手をテーマにした。夏休み暇だったので、丁寧に彫り込んでいった。形が現れると紙やすりで磨き、実物と比較しては更に彫込み磨いていった。夏休み明け美術教室に持ち込んだ作品、並べられた中で一つだけ手垢で茶色く光っており気恥ずかしかった。先生は一作品づつコメントをしていったが、私のは最後に回され一言「別格」と批評された。

 

職業プロに褒められるのは、本当にうれしい。自分が努力した分野だと更に嬉しい。今回の「若ぁい」も棺桶中まで持ち込みたい、人生で数少ないお褒めの言葉だ。健康診断の当日判った項目だと、前年比身長3ミリ減、体重は全く同じ、ウエスト2センチ減、血圧良好。

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